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カミコベってなに?


こんばんは(*^_^*)

みなさんはCOMIN'KOBEというフェスをご存知でしょうか。COMIN'KOBEとは、毎年ゴールデンウィークに神戸で開催される、大型チャリティーフェスなのです。今回は、COMIN'KOBEについて、少し紹介したいと思います。

COMIN'KOBEは、阪神大震災を風化させず語りついでいき、イベントを通じて神戸を活性化させ、神戸から全国の被災地へ恩返しすることをテーマにしたフェスです。ちなみに、COMIN'KOBE実行委員長は太陽と虎のオーナーの方です。また、COMIN'KOBEでは、沢山のボランティアの方々と環境、未来、社会へのボランティアを実施しており、約500人のボランティアスタッフと130組を超える出演者に支えられて運営しております。出演者は、ガガガSPなど神戸にゆかりのあるアーティストから、次世代を担うような若手バンドまで様々です。さらに、COMIN'KOBE出演をかけたオーディションも開催しています。

チャリティーフェスということで、毎年募金を呼びかけています。また、ゴミのポイ捨てが増加し、スタッフがイベント終了後、必死で清掃されているようです。
参加されるみなさんは、募金、そしてゴミの収集に協力しましょう。


音小屋大阪のメンバーも数名参加予定で、リアルタイムでライブレポや会場実況などしたいと思います。


COMIN'KOBE13公式HP
⇒http://comingkobe.com/

written by 桐木 啓江
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【関西バンド紹介】「tricot」

こんばんは(n´—`n)
今日から不定期に、関西出身バンド・アーティストを紹介する記事を書こうと思います。
といいますのも、近年の関西のミュージックシーンは本当にアツいと感じているのです。楽曲の良さ、ライブパフォーマンスからの魅力、またコンテストでの受賞。パワー溢れる関西バンドをこのブログ「Lighter」で紹介し、少しでも知っていただければと思います。

初回は、人気爆発中のカッコかわいい彼女たちを紹介しますヽ(゚∀゚)ノ




tricot

京都府・滋賀県出身のバンド。
「このメンバーなら凄い事が出来る(絶対)!」と確信し、2010年、中嶋イッキュウ(Vo&Gt)、キダ モティフォ(Gt&Cho)、ヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)のkomaki♂(Drums)で結成された。
独特でスリリングな変拍子の楽曲、耳から離れない中毒性の高いサウンド、そして、会場全体を余すところなく巻き込んでしまう爆裂するライブパフォーマンスが、彼女たちならではの世界観を生み出している。 
2012年は、定期的なライブ活動に加え、京都大作戦をはじめとする大型フェスに出演し注目を浴び、2013年は次世代バンドの登龍門、スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2013に参戦した。さらに、2012年に発売された2ndミニアルバム『小学生と宇宙』がCDショップ大賞・関西ブロック賞を受賞した。
また、4月24日には1st シングル『99.974℃』をリリース。そのシングルを引っさげ5月22日から「お友達と行く!沸騰ツアー2013 〜梅雨〜」が開催される。
(公式HP Biographyより一部抜粋)


“99.974℃”

99.974℃99.974℃
(2013/04/24)
tricot

商品詳細を見る


想像不可能の曲展開だ。先にも述べたよう、tricotは独特でスリリングな楽曲が持ち味であるが、まさにこの99.974℃は彼女たちの持ち味を発揮していると感じる。変拍子でありながらも、オーディエンスが一発でのれてしまうサウンド、骨太なリズム隊のサウンドに、踊るようなギターのアルペジオ。途切れそうながら力強い歌声に、惹きこまれる。サビは一転、正統派ロックな頭に残るさわやかなメロディーで、これがまたギャップでありスリリングだ。まさに、想像不可能。スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2013にて披露されたが、1stシングルとしてリリースし今後のツアーでこの楽曲がどんな風に色付けされ、どんな大きな形になるか期待大である。


tricot 公式HP
⇒http://tricot.tv/


written by 桐木 啓江

【ライブレポート】2013/4/5-4/6 SONIC MASH UP@BIG CAT

 々のフェスや、ライブハウスに足を運んでいるオーディエンスをターゲットに、
完全招待という形で開催されたSONIC MASH UP in BIG CAT。
今、音楽シーンで注目されているアーティストが2日間に渡って集まりました。

 今回は、1日目がソロ活動のアーティスト中心、2日目がバンド活動のアーティスト中心と、
活動スタイル別に分かれた日程で開催されました。
ですが、各日ともにジャンルの異なる顔ぶれだったため、
どのアーティストも互いに刺激を受けている様子でした。
またオーディエンスも、アーティストが意外な組み合わせだったにも関わらず、
「聴いたことないけど、このアーティスト好きだな」
というちょっとした新鮮な感動が会場に溢れていたように感じました。


04.05(Fri)
【アーティストラインナップ】
よしむらひらく
安田奈央
笹木ヘンドリクス
近藤晃央

♪よしむらひらく

赤いセミアコをさげステージ上にひとり現れた彼は、甘く太い粘り気と艶のある独特の声を繰り出し、埃っぽい微熱を帯びた歌、暖かく歪んだギターの音でしっとりとハコを満たしていく。 社会と想いを直接歌にして届けるにはあまりに複雑すぎるはずのこの時代なのに、ナナメに尖った感性と直情が絶妙に混ざりあうその歌詞は、その時の私達の心の深いところに、何の引っ掛りもなく届いてフィットしてしまった。私は大阪行きのバス内で“tokyo2012”ほか数曲のPVを見て彼のCDを買おうと決めていたが、その不思議な感覚は会場ではじめて覚えたものだった。 きっと彼こそが、私達と共にこの時代の空気を吸い歌にする「シンガーソングライター」だ。新鮮なのに懐かしいその歌のエネルギーを直に浴びながら、そう思わずにはいられなかった。(Text by 吉田 紗柚季)



♪安田奈央

2番目にステージ登場したのは、安田奈央。サポートメンバーのアコースティックギターのみによるシンプルな演奏で、彼女の切なくも強い歌声がより一層引き立てられていた。
独特だったのは、「雨フル~悲しみはきっといつの日か~」。アコースティックギターをたたいて鳴らす独特の音を、雨音に見立てた。この演奏形態だからこそできる表現方法で、イントロから鳴り続けているその音が歌と驚くほど馴染んで、雨音にしか聞こえなくなっていった。
1月30日に1stフルアルバム『kotoba』をリリースしたばかりの彼女。心機一転の思いを込めて長かった髪をばっさり切ったのだそうだ。トークでは可愛らしい一面ものぞかせながら、歌では1曲1曲のメッセージを最大限に伝えることに集中し、観客の視線を引きつけて離さなかった。(Text by 倉成 祥子)



♪笹木ヘンドリクス

3番目にステージに上がったのはジミ・ヘンドリクスにちなんでつけられたというバンド名『笹木ヘンドリクス』と名乗る5人の姿が。笹木ヘンドリクス(Vo)が「BIG CATのステージに上がるのは2回目です!今日は楽しみましょう!」と言い、軽快に演奏を始めた。“お久しブリトニー”の愉快な演奏で一気に会場は和やかな雰囲気に。ひとり、またひとりオーディエンスが笑顔になっていっていた。終始ハッピーな音を鳴らしていて、本当に心地いい時間だった。これからもハッピーな音楽を魅せてくれるであろう彼らにこれからも目が離せない。また、このステージで観たいと強く思う(Text by 内田 裕子)



♪近藤晃央

1日目のラストを飾ったのは、シンガーソングライター近藤晃央。バンドメンバーを引き連れて登場し、シングル曲などを披露。その表現力で瞬く間に会場が彼の世界となった。
彼の楽曲の特徴は「和メロ」だ。歌謡曲のような懐かしいメロディーが、客席にいる幅広い年齢の人々の心をグッと掴んでいた。
〈君が好きでさ 嫌いでさ/強くてさ 弱くてさ〉(“フルール”)と複雑な心模様を描いた歌詞、それを語りかけるように歌うその声は、優しく私達の胸をくすぐる。
5月には3rdシングル“らへん”をリリース。さらにファーストツアーをスタートさせる。順風満帆な彼の音楽に目が離せない。(Text by 杉村 利江)




04.06(Sat.)

【アーティストラインナップ】
THE NAMPA BOYS
CHEESE CAKE
Suck a Stew Dry
BLUE ENCOUNT

☆THE NAMPA BOYS

最初のアーティストは、長野県出身のバンド、THE NAMPA BOYS。
第1回目の「閃光ライオット」に出場したバンドだ。
良い意味での青臭さがありつつも、バンドの真っ直ぐな姿勢がとても印象的なステージだった。叫ぶようにして歌うVo.&Gt.の小林の声からは、20歳という若さと勢いの強さをひしひしと感じたが、一方では、繊細で奥深い歌詞も伺える。「自分が生きるということ」を彼らは一生懸命、音楽で証明しているようだった。ポップであり、ギターロックであり、歌モノであり…七変化する彼らの音楽は、まだまだ若い彼らをどう変えていくのだろう。
未来を感じさせるバンド、NAMPA BOYS。これからどう進化していくのか、非常に楽しみでならない。(Text by 原 なつの)



☆CHEESE CAKE

バンド名を見た時になんとなく予感はしていたが、ステージに現れたのは四人組の男女混合バンドだった。今年2月にメジャーデビューしており、ナタリーで特集記事も組まれている。
 岩淵紗貴 (Vo.Gt)の声は女の子ボーカルのキュートさをいっぱいに持ちながらも、微熱を帯びた不思議なピッチ感がある。骨太なバンドサウンドと絡み合って生まれるそれは、ライブ会場でいっそう際立っていた。
 <音の無い世界のうさぎ/手を叩いては喜んでた/夢の無い世界の人は/みんな眩しそうに見ている>(“音の無い世界のうさぎ”)<音の無い>はずの世界でうさぎが<手を叩く>。ファンタジーとシビアな視線の合わさった歌詞は女の子的な感性が強く、会場に居る私たちに直に届く芯も持っている。キュートさとエッジ感と微熱をあわせ持つ彼女たちのサウンドは、これから更に波及するだろう。(Text by 吉田 紗柚季)



☆Suck a Stew Dry

ギター3本の色とりどりの音色と音圧。時に<遺失物取扱所>という言葉すら癖になるフレーズに変えて客席を熱し、時にオリエンタルな表情を見せてグッと心を掴むシンプルなメロディーの力。中でも、会場での私の胸に最も強く焼きついたのは、その歌詞だった。
 <君がいないと いないと死ねないのに/何万年ずっと「世の末」は続いていて/僕はいつも底にいる/音楽に生かされているとか 文学に巣食われているとか/冗談も通じないくせに笑いあっているんだよ>(“傘”)
 ただのひねくれとも、等身大ともわけが違う。ステージにいるSuck a Stew Dryが本能で飛ばしてくるのは、正直にしかしピンポイントで抽出された、これまで人々が避けてきた言葉たちだったのだ。それはいわば鮮烈で新しい価値観の提示で、ライブの場でそれを初めて受け止められたことが本当に嬉しかった。(Text by 吉田 紗柚季)



☆BLUE ENCOUNT

2日間に渡ったライブも、残すはあと1組。トリを飾るのは、BLUE ENCOUNT。流暢な英詞と共に聴こえてくるのは、攻撃的な音とその演奏の厚み。鮮やかなギターの音色と重力のあるリズム隊の演奏で、しばし激情に駆られていた。MCでは、「俺らの音楽が、みんなの居場所になれば」と語っていたが、マイクを通さずに叫ぶ姿を見れば、それが余裕から生まれた言葉ではないことくらい一目瞭然だ。「スゲー辛くてどうしようもない時は、僕らのライブを居場所にして下さい」。崖っぷちの人々に贈るVo.&Gt.田邊の言葉は、確実にオーディエンスの心に勇気を産んだだろう。BLUE ENCOUNTは、いつだってこっちに走ってくる。それも全力疾走で。
押しつけるような優しさではなく、そっと心に寄り添ってくる、激しい優しさ。そんな矛盾を感じながら、BLUE ENCOUNTの演奏は幕を閉じた。「またライブに行って元気をもらおう」そう感じずにはいられなかった。(Text by 原 なつの)





京ではワンマンライブをやれるほどの実力のあるアーティストばかりだそうですが、
BIG CATという今までやったことのないライブハウスの大きさに驚くアーティストもちらほら。
主催であるキョードー関西の斎藤さんに話を伺ったところ、
「東京ではそれなりに知名度があっても、関西ではあまり知られていないアーティストを集めることで、
リスナーの間に新しい反応があればと思った」と仰っていました。

今の音楽シーンに対して新たな希望を確かに感じた2日間。
2日間BIG CATに行くという、なんとも新鮮で楽しい日々でした。

ちなみに最後にレポを書かせて頂いたBLUE ENCOUNTは、
今年のCOMING' KOBE13にも出演します。
気になった方は、是非足を運んで下さいね!!

 では、またお会いしましょう~。

【The SALOVERS特集】フロントマン・古舘佑太郎インタビュー

今回のThe SALOVERS『床には君のカーディガ ン』特集にあたって、 なんとThe SALOVERSのフロントマン・古舘佑太郎さんにインタビューを敢行することに成功しました!
精力的に活動を行っており、直接というのは難しいので メールで質問をして、答えていただくという形をとっております。 回答は括弧など少し手を加えはしましたが、ほぼ原文通りですので、 インタビュー内容と共にそちらもお楽しみいただければ。さあ、サラバーズと同世代の音小屋大阪メンバーとのインタビューはどうなったのでしょう!?
初めての試みにも関わらず、1つ1つの質問に真摯に答えてくださった古舘さんに感謝を込めて。


――4/3にリリースされた『床には君のカーディガン』ですが、今までのThe SALOVERSとまた違った、青春感溢れるものになっていると思います。ライブで披露された時にその変化にとても驚いたのですが、サラバーズもしくは古舘さんの中で何か大きな変化があったのでしょうか?

「これと云って、大きな変化があったわけではないです。
  ただ僕が作る曲のほとんどは、その時の自分自身の姿や考えが大きく投影されています。なので、昔の日記を読めば、誰もが恥ずかしいほど自分が変わっている事を実感するのと同じで、昔の曲と今の曲では、全く別物に変わっていても不思議ではないと思っています。今までの作品を順を追って聴いてもらえれば、わかるのですが、サラバーズは毎回変わって行ってるんです。何処に向かうのかは、知りませんが」


――『床には君のカーディガン』はメジャーレーベルで初の全国流通盤シングルということで、バンド史上最も不特定多数に届きやすい作品なのではないかと思います。今作を聴いて私が最初に思ったのは、3曲とも明るい曲だな、ということでした。
 もし、世間で最もオーソドックスな「シングル」の型に今作を無理やり当てはめたなら、表題曲“床には君のカーディガン”以外の2曲は、また別の側面を反映した、もっと「B面的な」曲調になったのではないでしょうか。逆に、近年、多くのアーティストが取り入れている「シングルを小さなアルバムとして見た」作り方をするなら、それでもやはり、これほどポップな曲調に特化した作品にはならなかったでしょう。
つまり今作は、以上2パターンのどちらにも当てはまらない作品ではないかと感じました。収録曲でバンドの振れ幅を見せるようなことをあえてせず、アッパーな曲調に絞り、裏表のない作品にした理由を教えていただけますか?


「去年の9月に1st Full Album『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung―』を発売して以来の、リリースなのですが、何故この時代にわざわざシングルを出す必要があったのか、CD自体が売れないのだから、シングルはもっと皆が買ってくれないだろう昨今にです。実は理由は単純で、先程も述べた"サラバーズの変化率"に関係しています。『前作とはまた全く異なるバンドになった!早く皆に紹介したい!』、これだけです。一刻も早くリリースするにはアルバムを作るには、時間がなさすぎたので、3曲に"イマのサラバーズ"を詰め込みました。だから、到底振り幅をひけらかす必要も今回はなかったのです」


――上に「3曲とも明るい曲だな」と思った、と書きました。しかし、歌詞のベクトルは3曲ともいい意味でバラバラでエッジが効いていて、似たような曲ばかりという印象は全くありません。曲調を統一しながらもそれぞれの曲の個性を浮き立たせる点で、こだわったところがありますか?

「歌詞にストーリー性を持たせると云う、新しい試みに今回は挑戦しました。昔のように散文的に言葉を並べてく事は、一切してないので、今考えるとそのこだわりがポイントになっているかもしれません」


――“床には君のカーディガン”PVの最後の、藤川さんがドラムセットめがけてメンバーに投げられるシーンと、“不景気脱出大作戦”の最後の、メンバーがふざけあいながら恥ずかしい話を暴露するトラック、どちらもハイテンションで、メンバーの素の顔やお互いの扱いがサラバーズをよく知らない人でもなんとなくわかってしまいそうなのが面白いです。
 冒頭に書いたように、バンド史上最も不特定多数に届きやすいと思われる今作で、このような工夫を凝らした理由はなんでしょうか?


「10代の頃と、音楽に対しての向き合い方が変わったからだと思います。昔は、自分のために音楽をやっていました。むしろ、周りの物事や人からの全てを、遮断して自分だけの空間を作るためにやっていた節があります。しかし、今は皆に自分のことを知ってもらいたい、もっともっと輝きたいって思ってます」


――“春のサリー 〜神社に寄ろう〜”と“不景気脱出大作戦”は、『バンドを始めた頃』ぶりのセルフプロデュースとなったと思うのですが、前の時と比較して、苦労したところはありますか?

「全くなかったです。むしろ、物凄くあっけなく終わってしまいました。正確には分からないのですが、多分メンバー共々少しスキルアップしたのだと思います」


――トラックの最後の「みんなCD買ってくれてありがとう、ライブで!」というメッセージや、iTunes Music Storeで“不景気脱出大作戦”は曲単位の購入ができずアルバムのみでの配信になっていることから、このトラックはYoutubeの視聴や曲単位の購入だけでなく、パッケージで3曲合わせて聞いてもらえることへの感謝という意味が強いのではと推測しました。
 「表題曲」が存在するシングル形態でありながら、パッケージで3曲まとめて聞いてもらえることに重きを置いたのはなぜでしょうか?


「サラバーズの青春は、一曲じゃ語れない!カップリンク、ジャケット、シークレット全てで感じて欲しい!!って感じです」


――前作『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung―』時のインタビュー(『MUSICA』 2012年9月号)で、「『お先真っ暗、何が悪いんだよ』っていうことを言えるような人になりたい」とおっしゃっていましたが、この”不景気脱出作戦”で早くもその地点に到達したように感じます。それについて、古舘さん自身ではどう思われますか?

「あ、そんなことを言いましたね。今思い出しました。今の自分、ちょっぴり到達してるかもしれません。でも、まぁまた落ち込んだりしたらカッコ悪いのであまり大声では言わないようにします」


――『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung―』リリース後から、何回かライヴを観ているのですが、昨年の9月のライブと最近のライブを比べると、ステージパフォーマンスがより堂々としてきて、オーディエンスを魅せるライブになってきたと思います。ライブを行なっていった中で、バンド内で何か変化はあったのでしょうか?

「ライブは積み重ねなんです。劇的に良くなったとしても、次の日にはまた戻ってたりするんです。そんなのを繰り返して行くうちに、気付いたらライブのクオリティが前より良くなっているんです。僕らは音楽で知り合ったメンバーではなく、小さい頃から一緒のただの友達で組んでるんです。だから、凄い下手くそだったけど、最近わかって嬉しかったのは、サラバーズは"ライブバンド"なんだって事です。これに気付いてからはライブが楽しいです」


――今回のシングルを聴いて、次のアルバムでまた新たな世界を見せてくれるのではないかという期待が更に膨らみました。次の作品はどういうものにしたいかなど、 考えているのでしょうか?

「考えてはいるのですが、コロコロ変わるので予測不能です。ここで、明言しても真逆になったりするので。笑」


The SALOVERSファーストシングルレコ発ツアー 〜床には君のカーディガン〜
6月6日(木) 渋谷 CLUB QUATTRO
6月14日(金)福岡 DRUM SON
6月15日(土)梅田 CLUB QUATTRO
6月23日(日)名古屋 APOLLO THEATER

http://thesalovers.com/

【The SALOVERS特集】『床には君のカーディガン』ディスクレビュー③

The SALOVERS特集『床には君のカーディガン』ディスクレビュー第3弾です。
私が愛してやまないサラバーズの魅力が少しでも伝わりますように!


等身大のサラバーズ

『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung―』 から半年、またもやサラバーズは私を驚かせてくれた。この1stシングルはどこまでも青く、爽やかな1枚。インディーズ時代の尖っているサラバーズからは想像しがたく、振り切れた明るい曲調に、「どうしたんだ!?」と思わずにはいられなかった。“床には君のカーディガン”、“春のサリー”では、今までコラージュのようだった古舘の詞がストーリー性に開花しており、聴手に1つの情景をくっきりと思い描かせる。また、“不景気脱出大作戦”では、お茶目なトランペットと共に、〈我らこそが有名なロストジェネレーション〉と声高らかに歌い上げる。そして、『ディタラトゥエンティ』からお約束!?となったシークレットトラック。全ての楽曲から感じられるのは、これが「等身大のサラバーズ」なのだということ。彼らの音楽が身近に感じられるのは、背伸びをしていないからだと思う。〈誰かわかれよ〉(『バンドを始めた頃』収録曲“バンドを始めた頃”)と叫ぶインディーズ時代の彼らも、このシングルの彼らも、その時のそのままの彼らの姿なのだ。次は一体、どんな姿を露わにしてくれるのかと思わず期待してしまう魅力が彼らにはある。そして、これだから、このバンドからは目が離せない。

Text by 須藤千尋(@hiros_3373




【The SALOVERS特集】『床には君のカーディガン』ディスクレビュー②


昨日から始まりました、サラバーズ特集『床には君のカーディガン』のディスクレヴュー第二弾です!
これを期に、サラバーズリスナーが更に増えることを信じて。





青春の形


 今まで私が聴いてきたサラバーズの楽曲は、“フランシスコサンセット”と“オールド台湾”だけだ。つまりはファンではなかったし、お恥ずかしながらあまりチェックしてこなかったのだ。
 だが今作では収録曲3曲ともポップに振り切ったギターサウンドをしていて、上にあげた2曲とも異なっていることに私は驚いた。なのに歌詞は、表題曲“床には君のカーディガン”でいわば「ワンルームの中の」愛情を、“春のサリー 〜神社に寄ろう〜”で昔の恋への未練を、
“不景気脱出大作戦”では曲名通り、楽天的なパワーで日本経済のがん上げを歌う。全部違うベクトルを向いているのだ。表題曲のPVで、最後にドラムセットに向かってダイブさせられている(Dr.)と音源の最後に入れられたメンバーのおふざけトークも印象的だった。青春感というとまず恋や情熱、若さゆえの繊細さなどを思い出すが、ファンでなくともメンバー間の扱われ方が分かる妙に生々しいこのトークも、正に青春している。ショップの作品紹介に書くだけじゃ収まらない、ありとあらゆる青春が詰められていた。

Text by 吉田紗柚季



【The SALOVERS特集】『床には君のカーディガン』ディスクレビュー①

The SALOVERS『床には君のカーディガン』特集にあたって

4月3日に1st シングル『床には君のカーディガン』をリリースしたThe SALOVERS。昨年の9月にリリースしたアルバム『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung―』では、メジャーデビュー盤にふさわしい、みずみずしさと勢いがありながらも、様々な顔を見せてくれた。そんな彼らの1st シングルは、とにかく青春感満載の1枚。「今後、サラバーズはどうなっていくのだろう?」という期待が膨らみに膨らんでいく。これからの音楽シーンにとって欠かせない存在になるであろうサラバーズ。同世代の僕らが追うしかないと思い、特集を組むことと決めた。
 ディスクレビューを皮切りに今日から、さまざまな角度から今のサラバーズを語っていきます。中には音小屋大阪初めての試みも!どうぞご期待ください。




どうしようもなく愛おしいバンド、サラバーズ。

サラバーズにとってメジャー初となるシングルは、圧倒的にサラバーズなのにサラバーズじゃない。そんな意味の分からない印象を受けた。前作『珍文完聞 ―Chin Bung Kan Bung』が僕の中で会心の出来で、これを超えるのは無理なのでは?と勝手に思っていた。しかし、そんな心配なんて笑い飛ばしてしまう程、ポップで爽快で馬鹿馬鹿しいのだ。収録されている3曲のどれを取っても、以前のような尖りに尖ったサウンドはない。ここにあるのは、研ぎ澄まされ、より日常に近づいた歌詞と今バンドが楽しくてしょうがない衝動だ。特にぶっ飛んでいるのが“不景気脱出大作戦”。タイトルからして既にぶっ飛んでいる。最高にポップなメロディに乗せて歌う内容は、誰もが目を逸らしたくなる日本経済や原発問題。そして、その解決策は愛する彼女の顔が見れればすべてがOK!と言い切る。この超絶楽天的考え方、どうしようもなく最高だ。サラバーズよ、この国をハッピーハッピー大国にしてくれ。

Text by 青木優太(@yuta_LTD)

【ライブレポート】エレキ大浴場16 血に飢えたツーマンシリーズ 其の一@京都MOJO

エレキ大浴場16 血に飢えたツーマンシリーズ 其の一@京都MOJO

act
KING BROTHERS
bloodthirsty butchers

 ロックンロールの神様がいるとするのならば、この日、京都MOJOに降りていたに違いない。そうとしか説明がつかないぐらいに、3月30日の京都MOJOはロックンロールに満ちていた。
 まずもってこの2組がライブをするということがロックンロール史に刻まれるべき事件ではないだろうか。日本のハードコア、シューゲイズサウンドの金字塔『kocorono』を生み出し、現在結成26年を迎えたbloodthirsty butchersと、日本のガレージロックバンドの西の雄KING BROTHERSがお互いの魂をぶつけ合うガチンコバトルである。

 先攻はKING BROTHERS。関西のバンドなだけあってかなりホームな雰囲気の中、歓声をも吹き飛ばす轟音が鳴り響く。フィードバックノイズが渦を巻き、まるで嵐のど真ん中にいるかのようだ。ギターのマーヤは幾度となく客席へダイブし、序盤からスーツはぼろぼろに引き裂かれ、客席の野郎達と何度も熱いキスを交わし、まさにロックンロールの神様が宿っている状態であった。もちろん、神がかっていたのはマーヤだけではない。轟音をどっしりと支えるタイチのドラムも、唸りを上げるシンノスケのベースも、耳ではなく心に直接投げ込まれるケイゾウのヴォーカルも、1時間20分どのシーンを切り取っても、そこにはロックンロールの全てが詰まっていた。


 後攻bloodthirsty butchers、1曲目から新曲“サイダー”を披露。前作のアルバム『無題』の流れを汲む唄を中心とした今のブッチャーズが見えた。3月だということもあってか2曲目は『kocorono』より“3月”。キンブラが轟音を固まりで浴びせてきたのに対し、ブッチャーズは轟音を一音一音紡ぎ出していたのが印象的だった。特に本編終盤での“ocean”の演奏は弦を弾く音、太鼓を叩く音、マイクロフォンから響く音、全ての音が琴線を揺らし、大きな海のような優しさすら感じる轟音を生み出していた。
 数少ないMCで吉村秀樹は必ず、「しぶといぞおれたちは」と口にしていた。彼らはつねに血に飢えている。そして、その極限の飢餓状態が彼らのアイデンティティであり、美しきブッチャーズサウンドの鍵なのだと私は思う。それは今も昔も変わらない。アンコールで演奏された“JACK NICOLSON”の一節

<僕はどんどんと年をとっていく訳で 作るものはどんどん色褪せる
        君がその先大人になっても 悪い大人の手本でいたいんだ>

ブッチャーズがこの歌を歌い続ける限り、彼らは僕らに最高の轟音を届けてくれるはずだ。なにせbloodthirsty butchersはしぶといのだから。


※ KING BROTHERSは現在ツアー中のためにセットリスト情報は非公開とさせていただきます。

bloodthirsty butchersセットリスト
M1  サイダー(新曲)
M2  3月
M3  6月
M4  black out
M5  curve
M6  コリないメンメン(新曲)
M7  デストロイヤー(新曲)
M8  ocean
M9  banging the drum

アンコール
EN1 ディストーション(新曲)
EN2 JACK NICOLSON
EN3 荒野ニオケルbloodthirsty butchers

Text by 田中宏一郎(@tanakou_INM)



ももいろクローバーZ 5TH DIMENSION@大阪城ホール

こんばんは。
いよいよ4月、新しい季節のはじまりですね。
エイプリルフールでは
神戸のバンド、キュウソネコカミがキュウリネコカミに、カミコベの出演アーティストがドえらいことになっていておもしろかったですね。笑

今回紹介するのは3月31日にツアーを終えたももいろクローバーZの大阪初日のレポートです!


『紅白の向こう側への挑戦』

3月12日。ツアー初日。
この日、声帯の治療のため、年始から2ヶ月間声を出していなかった有安杏果の歌声が解禁されるということで、その期待も加わって開場前からちょっとしたお祭りのようだった。

そんなわくわくを胸に会場に入ると、ステージ画面に写された「サイリウム使用まであと○○分」の文字が目に入る。え?まだサイリウム使えないの?と落胆する一方で、何が起こるのだろうという期待で会場はますます盛り上がってきた。

 照明が落ちる。流れてきたのは定番のOP・・・ではなく異質な音楽で、薄暗い照明に照らし出されたステージには白い衣装を身にまとったダンサーが舞っていた。
そして5人が仮面をつけて登場。1曲目にはPVも公開されている新しいアルバムの1曲目“Neo STARGATE”。
 そこから途中ダンサーなどの演出を挟みながらも立て続けに13曲(内、未発表曲9曲)を、MC、おふざけ一切なしで披露した。
後のMCで明らかになったが、これは4月10日発売となるアルバムの曲順通りに披露されたとのこと。メンバーはこれを5次元の世界と呼んでいたが、ライブというよりは1つのミュージカルを見ているような感覚だった。
曲は、ラップやバラードなど曲調は多彩で、「次のステージへ進むために」という意思が現れた歌詞が印象的だった。

 この第1部の公演が終わると、サイリウム使用可能まで残り7分。
スクリーンには当日の朝仕上がったという“Neo STARGATE”のPVが放映された。
終わると同時にサイリウム使用可能までのカウントダウンが流れ始める。
カウントダウン0になった瞬間、会場がサイリウムに包み込まれる。第2部の始まりだ。
定番のOP曲、“overture”。待ってました!といわんばかりにウリャオイ!のコールが響き渡る。
そんなコールの元登場した5人からは仮面はとられており、アップテンポの“CONTRADICTION”からスタート。着実にパワーアップした歌声とパフォーマンスでオーディエンスの熱を上げてゆく。初解禁の杏果の声も絶好調だ。

第1部でサイリウムとコールを封印されていたせいもあってか、メンバーとオーディエンスとの一体感もばっちりで、画面越しではあるが5人の笑顔がしっかりと見えた。
MCでは、恒例の自己紹介の後、「皆さん!びっくりさせてしまってごめんなさい!」と一部についてコメント。いつものハイテンションのももクロノリもキレキレで、当然といえば当然なのだが、今までとは違うライブを行っても5人は5人なのだな、と少し安心もした。
本編はバラード“白い風”で終了、アンコールでは“走れ!”を披露してライブは締めくくられた。

 今回のライブの内容については、賛否両論であろう。
ももクロのライブの醍醐味は5人の全力さとあの笑顔。時たま衣装やMC、大人に仕掛けられたサプライズなどで見せられるおちゃらけ感。そしてそれを支えるファンとのコールによる一体感と会場を彩るサイリウムである。
しかし、今回の公演のでは3分の2以上を仮面やマスクで顔を覆った状態でのライブで、いつもの汗だくの全力さはもちろん、顔の表情でさえ伝わってこなかった。
その上、いち早くアルバムの曲を聴けたとはいえ、未発表が半数を占めている上にサイリウムも禁止。おまけにMCもなくガチガチに固められたセットリスト。オーディエンスが置いていかれていたことも間違ない。MCから5人もそのことを自覚していることが伺えた。まるで今までのももクロのライブを鎮圧したようなライブだった。それゆえ、今までのももクロのライブをを期待してライブに来たファンはガッカリしてしまった人も多いはずだ。
とはいえ、自らここまでの完全アウェイを作り出し、批判されることを分かっていながらも紅白の向こう側、新しい自分たちを正々堂々と宣言する―どんなムチャぶりでも真っ向から勝負していく姿は実にももクロらしいと思った。

 これからももクロがどう進化していくのかはまだ分からない。公演のほとんどを異色な形で行ったが、残りの3分の1の時間はこれまで通りのライブが行われたし、このような試みはこのツアー限りのものかもしれない。はたまた今回とはまったく違う形に進化していくのかもしれない。しかし確かなのは、彼女たちは紅白出場という大きな目標を達成した今、次のステージに進んでいる、ということである。
しかし、無邪気な5人のMCや、開場の隅の隅まで生声で「ありがとうございました!」の声を届ける彼女たちの姿を見て、この素直さ、誠実さは、どんなところへ進んでも常に持っていて欲しい、それが今の私たちが彼女たちに求めているエネルギーだと感じた。


―SET LIST―

01:Neo STARGATE
02:仮想ディストピア
03:猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
~パフォーマンス~
04:5 THE POWER
05:労働讃歌
06:ゲッダーン!
07:Z女戦争
~パフォーマンス~
08:月と銀紙飛行船
09:BIRTH O BIRTH(OはOに/)
10:上球物語 -Carpe diem-
11:宙飛ぶ!お座敷列車
~パフォーマンス~
12:サラバ、愛しき悲しみたちよ
13:灰とダイヤモンド
MV:「Neo STARGATE」
SE:overture
14:CONTRADICTION
15:行くぜっ!怪盗少女
16:ももいろパンチ
17:未来へススメ!
19:白い風
EN1:走れ!

Text by 石川瑞萌(@sigre999

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