「ジャケ買いレビュー 」カテゴリ記事一覧


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【ジャケ買いレビュー】原なつの&清水夏海

こんにちは!
お花見も良いけど、ジャケ買いはいかがでしょう!?
久々のジャケ買いレビューです。あなたも未知の世界に飛び出してみては?



NightflyNightfly
(1993/04/21)
Donald Fagen

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 ジャケットに写っている男の手もと、その眼差し。レコード、マイク。擦れた感じの色っぽさに一瞬にして虜になってしまった。手にとったのは、Donald Fagenの『The Nightfly』。
聴いて3秒も経たないうちに、サウンドの懐かしさに心が躍った。リリースされたのは1984年、約30年前だ。しかしなんだろう、よく聴いてみると、懐かしいのに懐かしくないような不思議な気持ちになる。ジャズ・R&B・ソウル・POPなどの様々な要素を取り入れているが、アルバム自体のまとまりは文句なし。曲数が多すぎないのもちょうどよい。1曲1曲にちりばめられたちょっとした音が見事に役割を果たし、美しいハーモニーをいっそう引き立たせ、曲にきらめきをつけてくれる。ロマンチックで、都会のようなサウンドにうっとりしっぱなしなのだ。ポピュラーミュージックとは、こういうものなのだろうか。
ジャケット写真から湧きあがる期待を裏切らない作品。楽曲の質はいうまでもなく最高傑作だろう。今度はレコードで聴いてみたい。

Text by 原なつの(@natsu_notty



click here to downloadclick here to download
(2012/09/05)
Wonder World

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タワーレコード難波店の洋楽コーナーに足を踏み入れた途端、目が吸い寄せられたのが、この『click here to download』のジャケットのボスターだった。色とりどりの宇宙空間が、なんだかテクノっぽさを演出している。その実、幻想的なエレクトロサウンドのダンスミュージックであった。声は入っているが、サンプリング程度であるため歌詞カードは入っていない。聴いたままがすべての、音楽的な音楽である。
 さて、このWonder Worldの正体であるが、先に言ってしまうと、この人は日本人だ。「えっ、洋楽コーナーにあったのに?」。そうなのである。洋楽コーナーに置かれた、日本発の音楽なのだった。どこの国の、どんなところで作られたアルバムなんだろうと、何気なく眺めたクレジットには、大部分がローマ字表記された日本人の名前がずらり。素性を知ろうと、検索をかけて見つかったFacebookのファンページ(http://www.facebook.com/wonderworldisdead)を見てもらえばわかるが、やっぱりどう見ても日本人だ。
 「(外国人だと思っていたのに、)騙されたー!」と、ゲラゲラ笑いながらジャケットの裏を読むと、「Media Factory」の文字が。完全に日本製。JapanからWorldへ羽ばたく、Wonderな彼のデビューアルバムは、洋楽コーナーに置かれるほど、世界に通用するものとなっている。



Text by 清水夏海(@Spmpm72
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【ジャケ買いレビュー】田中宏一郎&青木優太 in FLAKE RECORDS

 LIGHTER新企画その名も「ジャケ買いレビュー」とは、まったくもって初見、ただジャケットに惹かれて購入した(=ジャケ買いした)CDのディスクレビューを書いてみたら面白いんじゃないか、という発想からスタートした企画である。今回を第0回として、次回より毎月メンバーがジャケ買いしたCDのレビューを書いていく。もちろんジャケットのどういったところに惹かれたのかも書いてもらい、CDという作品としてのレビューを掲載していくので、楽しみにしていただきたい。そんな今回は、大阪南堀江にあるFLAKE RECORDSさんにお邪魔しました!





Year of the Witch [Analog]Year of the Witch [Analog]
(2012/03/27)
Races

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 私がジャケ買いしたのは、2012年3月にNYのバンドRacesがリリースしたファーストアルバム『Year Of The Witch』だ。ジャケットの表は、唇を引っ張る女性の写真、そしてバンド名とアルバムタイトルというシンプルなものだ。しかし、ジャケットの裏には雪の降り積もる寂しげな森。これを見て私のセンサーが引っかかった。このバンドはサイケ/ドリームポップ/シューゲイズ的なバンドに違いない、と。
 実際曲はというと、Arcade Fire筆頭にアメリカインディーでブームとなっているコーラスワークの多用、そこにサイケデリックなギターとメランコリックなストリングスを絡めたバンドサウンドの美しさが光っていた。中でもリードトラックである2曲目“Big Broom”は歪んだベースがコードを引っぱりピアノやストリングスを随所にちりばめられ、まるで幻想的な世界に誘われるようだ。そして、驚いたのが、NY出身でありながら、メロディがトラッドなイギリス的メロディであったことだ。3曲目“Song Of Birds”や4曲目“Lies”にはU2やCold Playあたりの影響が色濃く出ていると見受けられる。いやしかし、何故このバンドが2012年でもっと話題にならなかったのだろうか。2010年のArcade Fireのグラミー獲得以降のアメリカインディーの流れを受け継ぎ、イギリス的な泣きメロを操る彼らの今後に注目したい。



Text by 田中宏一郎(@tanakou_INM)





GoneGone
(2012/03/20)
Vacationer

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僕がジャケ買いをしたのは、2012年4月にリリースされたVacationerのデビューアルバム『Gone』だ。Vacationerとは、Starting Lineのヴォーカリスト、Kenny Vasoliのソロ・ユニットだ。このジャケットの気に入っている点は、なんといっても、少しくすんだエメラルドグリーンの空と黄色く輝く満月のコントラストだ。手にとった瞬間、これを買うんだろうなと、試聴をする前の段階から感じていた。俗にいう、運命を感じるというやつである。こんなジャケットのような写真も撮ってみたいなぁ、そう思いながら試聴機の再生ボタンを押した。
試聴機には”Everyone Knows"ともう2曲入っていた。もう、その2曲を聴く必要もなかった。なぜなら、1曲目の”Everyone Knows"を聴いた瞬間、買うことを決定したからだ。ここ最近、インディーロックやシンセポップと言われるジャンルの音楽にはまっている僕にとって、この曲はドンピシャだった。気がついたら、曲の半分を超えたあたりから、先を知るはずもないこの曲を口ずさんでいた。しかも身体を揺らしながら。このアルバム全体を通して、どこか南国の独特の空気感が感じられ、目を閉じれば、ジャケットに映し出されているような、夜になっていくビーチの風景が浮かんでくる。このアルバムを聴けば、あなたの心は南国までひとっ飛びだ。いつか、このジャケットのような景色を望む、海辺のコテージで読書なんかしながら聴いてみたい。



Text by 青木優太(@yuta_LTD

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